こんにちは。実は爆裂拡散メディアだけではなく、他のメディアでもWEBライターとして活動中の爆裂拡散スタッフTABA-TANです。最近は色々なジャンルのWEBメディアが増え、ライティングの仕事に興味を持ったりやってみたいと思う人も増えてきているのではないでしょうか?
一言で「良い文章」とはいっても人によって感じ方はさまざまです。読む側も好みの文章というものがあるでしょう。しかし実はライティングの仕事をするにあたって、業界から求められる「良い文章」の条件というものがあります。今回はそれについて書いていこうと思います。
●テーマを決める
例えばビジネスシーンで使う文章であれば、的確に言いたいことが書いてある文章が一番良いとされるでしょう。小説などの文学作品であればオリジナリティや工夫した文章力を求められます。
ライティングの仕事の場合は、まず「こういうテーマを書きます」と自分の中でしっかりと明確にしておくことが重要ですね。僕自身もテーマを事前に明確にしておかないと、文章の構成や方向性がぶれてしまい、何を一番に伝えたいのかよくわからない文章になってしまいます。テーマを決めておけばおのずと何について書けばいいかということが絞り込めてくるでしょう。また、資料などを集める場合も効率的に行えるのでライティングの仕事に興味のある人は覚えておいてもらいたいポイントですね。
●体言止めの使いどころは?
体言止めとは文章の終わりに名詞を持ってきて締めくくる表現方法です。うまく使えば文章の歯切れがよくなりますし、文章をよく読む人であればけっこう見る機会が多いのではないでしょうか?
しかしその一方で、冒頭の部分が曖昧になり文章全体が一体何を伝えたいのかわからなくなる可能性があります。ライティングで「良い文章」を書く上で意識したいのは、わかりやすい文章であることです。文章がぼやけてしまうような表現は避け、シンプルでわかりやすい表現を使うことをおすすめします。
●シンプルが一番!
あなたが普段からよく小説や評論文を読むことが好きなのであれば、専門用語や難しい言い回しを使いたくなることもあるかもしれません。しかしライティングの仕事においては、わざわざ難しくてわかりにくい文章を書く必要は一切ないのです。ライティング業界で求められている文章とはわかりやすい文章を書くことができる人です。
読む側の立場になって考えてみると、確かに僕自身もネットに転がっている文章を見る時はたいてい暇潰しだったり通勤や帰宅途中の何気ない時に見ることが多いです。文学的な表現を求めて、ネット上の記事を読む人はあまりいないはずです。
●「である調」で終わらせない
論文などを書く時に「である調」はよく使われます。この表現で終わらせると文章自体が引き締まった雰囲気を出すことができます。しかしこの表現は読み手が硬い印象を受けてしまうといった欠点があります。WEBライターに求められるスキルは、硬い印象を与えることではなく読みやすく柔らかい雰囲気の文章が書けるということです。優しい印象の文章は、理解しやすいという利点もありますね。
●まとめ
いかがでしたか?基本的にWEBライターを目指すなら、難しい表現や独特の言い回しを考える必要はないですし、丁寧語や敬語を使いこなせなければならないというわけではありません。あくまでもライティング文章は相手に読んでもらえるか、相手の心に響くかどうかが重要視されます。表現にこだわらずにその二つのポイントを意識して取り組んでみてはどうでしょうか?